【PowerApps】AddColumns関数解説

目次

AddColumns関数とは?

AddColumns関数は、データソースに列を追加することはできませんが、テーブルに列を追加することができる関数になります。

構文

AddColumns( テーブル, "列名1", 数式1 [, "列名2", 数式2, ... ] )

テーブル:操作したいテーブル又は、データソース
列  名:追加したい列名(列名を””で囲う)
数  式:各レコードを処理する数式

AddColumns関数の使い方

今回は、Googleのスプレットシートで作成したテーブルデータを使用し、AddColumns関数を使い列を増やしてみようと思います。

データは、47都道府県の「八地方区分」「都道府県名」「県庁所在地」のデータが入ったものを使用します。
(データソース名:テーブル1)

ギャラリーに、テーブル1を挿入すると、テーブル1にある「八地方区分」「都道府県名」「県庁所在地」は挿入できますが、それ以外の列は存在しないため、表示できませんね。
このデータにAddColumns関数を使い列を追加します。

「都道府県名」「県庁所在地」を合わせたものを表示させます。
「都道府県名」「県庁所在地」の間は、”/”で区切りたいと思います。

AddColumns(
    テーブル1,                 //テーブル名
    "結合",                  //追加する列名
    都道府県名 & "/" & 県庁所在地      //数式
)

テキストラベルを追加し、列名をAddColumns関数で追加した結合で表示させると
「都道府県名」「県庁所在地」が結合されたデータを取得できました。

まとめ

AddColumns関数を使用することでデータソースにデータを追加することなく、アプリ内で列を追加することができました。
データソースに上書きできないのが、難点ですが、アプリ内だけで使用するデータが必要な場合重宝しそうな関数ですね。

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