【PowerApps】SetFocus関数解説

目次

SetFocus関数とは?

SetFocus関数は、入力コントロールへのフォーカスを当てることができる関数になります。
画面移動などの処理に一緒に設定すれば、ユーザーに入力して欲しい項目にフォーカスをすることが可能です。

構文

SetFocus(コントロール名)

SetFocus関数の使い方

画面1から画面2へ移動した時に、対象のテキスト入力コントロールが選択されるようにします。

STEP
スクリーンを2つ用意し、以下のコントロールを追加します。
STEP
画面1のボタンのOnSelectに以下の式を入力
Navigate(画面2)

ボタンを押すと画面2へ移動します。

STEP
画面2のOnVisibleに以下の式を入力
SetFocus(入力1)

画面が表示されると「入力1」のコントロールにフォーカスされます。

STEP
プレビューで確認

画面移動時に入力1のテキスト入力コントロールにフォーカスされているのが分かりますね。

おまけ

SetFocus関数は、IF関数と合わせることで、使用できる幅が広がります。
以下の式をOnVisibleに入力することで、「入力1」に入力がない時は、「入力1」をフォーカス。
「入力1」に入力があるときは、「入力2」をフォーカスできるようにできます。

If(
    入力1.Text = "",
    SetFocus(入力1),
    SetFocus(入力2)
)

まとめ

SetFocus関数を使用することで、入力して欲しい箇所へフォーカスをすることで、ユーザーがすぐに入力箇所がわかり便利になりますね。ぜひ活用してみてください。

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