FXの基礎を覚えて投資家デビュー!覚えておきたい、基礎基本!

こんにちは、ツチリキです。 本日は、FXをする上で必要最低限の内容をまとめていきたいと思います。

私も初めは、ネットなどでFXについて調べても意味の分からない言葉がたくさんありました。 ロング?ショート?スワップ?レバレッジ?等、数多くの業界用語があり、理解に苦しみました。

そんな中でも、私が経験してきた中でこれを知っておけばというFX用語を説明していきます。

目次

FXとは?

FXとは、「Foreige eXchange」を略したもので、「外国為替証拠金取引」と言います。 ドルやユーロなどの外国の通貨(為替)を売買し、その差益を目的とした金融商品のことを指しています。 簡単に説明すると、ドル円相場(米ドル/日本円)で1ドル110円で購入し、1ドル120円に相場が動いた際に売ると差益が10円になります。 FXは、相場の値動きで売買をし、利益を積み上げていくものになります。  

円高・円安とは?

円高・円安は外国の通貨に対する、相対的な「円の価値」の事を指しています。

  • 円高とは、円の価値が上がること! 外国の通貨に対する円の価値が上がった時が円高になります。 例えば1ドルが110円から1ドル100円になった場合を考えてみましょう。 1ドルの価値が110円から100円に下がったことになりますので、ドルの価値が下がっていることになり、逆に円の価値が上がっているので円高になります。
  • 円安とは、円の価値が下がること! 今度は、1ドル110円から120円になった場合を考えてみましょう。 1ドルの価値が110円から120円に上がったことになりますので、ドルの価値が上がりいることになり、逆に円の価値が下がっていることになるので円安になります。
1万円をドルに換えるとします! 1ドル110円 ➡ 約91ドル(円安:円の価値が低い) 1ドル100円 ➡ 100ドル(円高:円の価値が高い) 1ドル110円 < 1ドル100円

レバレッジとは?

FXの取引において大きな特徴として少ない資金で大きな取引を行うことができる、 【レバレッジ】というものがあります。 レバレッジは、「テコの原理」を意味する言葉です。 経済においては、借入金や社債などを利用して投資をすることで利益率を高める方法をいいます。 テコを使えば、自己資本は少なくても大きな資本を動かすことができるということです。 FXの場合、10倍のレバレッジで取引を行えば10万円の証拠金(FX業者に預けるお金)で100万円分の投資をすることが可能になります。

レバレッジのメリット・デメリット

レバレッジには、少ない資金でも大きな取引が可能になることに加え、投資効率が高くなるというメリットがあります。 例えば10万円の資金・レバレッジなしでFXの取引を行った場合、1ドルが100円のときに購入できるのは1,000ドルのみです。 これを1ドル110円で決済すると利益は1万円になります。 しかし、同様の取引を10倍のレバレッジをかけて行えば最大10,000ドル購入することができ、利益は10万円になります。ところが、逆に1ドル90円に下がってしまった場合は損失も10万円、レバレッジをかけていないときの10倍となってしまいます。 レバレッジが高いと、その分損失も大きくなるのがレバレッジのデメリットです。

FXの取引は、24時間取引可能!

FXの取引は、株式などの金融商品とは違い、24時間いつでも取引をすることができます。 ※土日を除きます。 FXの取引が24時間可能な理由は、為替の取引が世界中のあらゆる場所で行われているからです。 基本的には、日本時間の月曜日の6:00~土曜日の6:00頃まで取引が可能です。 日本以外の海外の取引時間に合わせているためこのような取引時間になっており、ニュージーランドのウェリントンの早朝取引からシドニー、東京と順に市場がオープンして、欧州、ロンドン、ニューヨークを得て一日の取引がクローズします。 外国為替取引は主に銀行などの金融機関がインターバンク市場というネットワークを通じて売買をする当事者同士が相談して行うため、特定の取引所が存在せず取引時間に縛られることがありません。

ロングとショート?

FXの取引をする際によく出てくる用語で、ロングショートがあります。 ロングとは買うもしくは買いポジションを保有することで、買い持ちとも言います。市場価格が上がると利益を獲得できます。 ショートとは売ることもしくは売りポジションを保有することで売り持ちとも言います。市場価格が下がると利益を獲得できます。 ロングとショートの呼び方の由来は、チャートは上昇するときは緩やかで下落するときは早いという習性から、買いで持つときは長期的(ロング)に持つことで利益を上げ、売りで持つ場合は短期間(ショート)で利益を上げるというところからきているというのが有力説です。

スワップって何?

FXのスワップは、日本のような超低金利の国の通貨を売って、トルコやメキシコ、南アフリカのような新興国などの金利水準が高い通貨を買うと、スワップポイントと呼ばれる収益があり、それを【スワップ】と言います。スワップポイントは、「金利調整分」とも呼ばれ、2か国間の金利差によって発生する利益のことです。 (逆に低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払いが発生します。) 例えば、日本の金利を1%だとして、アメリカの金利を5%だと仮定しましょう。 そうすると日本の通貨である「円」を持っていた場合には、1%の金利が付きますがアメリカドルを持っていた場合には、5%の金利が付きますよね? そこで、FXの取引を行うことにより、アメリカドルを購入したとします。 ここでは、円を使ってアメリカドルを購入しましたので、円を売ってアメリカドルを買ったということになります。 ここで注意していただきたいのが、アメリカの金利5%をそのまま受け取れるのではなく、日本の円とアメリカドルの取引をした訳ですから、アメリカドルの金利である5%から日本円の金利1%を引いた金利差額分のの4%を受け取ることができます。

スワップポイントの計算式 5%(アメリカドルの金利)- 1%(日本円の金利)=4%(金利の差額)

この金利差で受け取れたお金をスワップポイントといいます。

実際付与されるのは、金利差からFX業者の手数料を引かれた金額になっています。

スワップポイントの注意

先ほどの取引の例では、取引を行うことによりスワップポイントを得ることができていましたが、逆の例として、先ほどと同じように日本の金利が1%アメリカの金利が5%とした場合に、アメリカドルを売り円を買った場合には、「1%(日本円の金利)-5%(アメリカドルの金利)=-4%(金利の差額)」となり、金利差がマイナス4%となってしまいました。 この場合には、金利差額分の4%を支払うと言う事になります。

スワップポイントの付与される時間は?

スワップポイントが付与されるのは、FX業者ごとに多少の違いがありますが、毎営業日終了後と言う事になっています。 つまり、営業日が終わった時点で低金利通貨を売り高金利通貨を買っている状態であれば、スワップポイントを受け取ることができ、逆に高金利通貨を売り低金利通貨を買っている状態であれば、支払うことになります。 ですので、同日に買って売ってしまった場合には、スワップポイントは付与されません。 例えば、「月曜日のあSに低金利通貨である円を売り高金利通以下であるアメリカドルを買いました。しかし、同日の月曜日の夕方に、朝買ったアメリカドルを全て売り円を買い戻しました(利確・損切した。)」 この場合には、FX業者の営業終了時点で取引途中(ポジションを持っていない)ではなく、取引がすでに終わっているので、スワップポイントは付与されません。 言い換えると、営業終了日をまたいだ取引を行わなければ、「高金利通貨を売り低金利通貨を買う」マイナスのスワップポイントが発生する条件で取引を行っても、そのマイナス分は支払わなくても良いと言う事になります。 このスワップポイント付与のシステムは、FX業者により違う場合がありますので、取引の前に調べたり問い合わせをしておく必要があります。

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